海外競馬では格式が高いロンシャン競馬場の凱旋門賞

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海外競馬ではアメリカのブリーダーズカップと並んで、凱旋門賞が最高の格式のあるレースだと言われています。

凱旋門賞はフランスのロンシャン競馬場で行われ、ヨーロッパでは最高に名誉のあるGⅠレースとして世界のホースマンの注目を集めています。ロンシャン競馬場は日本よりも芝の丈が長い特徴があり、パワーのいる馬場となっています。

そのため、日本の軽い馬場に慣れてきた日本馬は、まだレースを制することができていない現状があります。日本馬は過去に何頭もレースに挑戦をしてきましたが、今までに2着が2度あるのが最高となっています。

近年の2着のレースでは内容が勝ちに等しいようなものであったことから、日本馬でも凱旋門を勝つのは時間の問題だと現地でも言われています。しかし、海外競馬では日本馬は長距離の遠征を行う必要があり、体調の調整の難しさが存在しています。

そのような困難が伴いますが今までのノウハウの蓄積もあり、悲願の優勝を目指して毎年有力な日本馬が挑戦していく状況が続いています。

日本と関わりが深い海外競馬、沙田競馬場の香港カップ

香港

香港カップは、毎年12月に香港の沙田競馬場で開催される海外競馬です。1988年に香港招待カップとして開催されたのが始まりで、当時は芝1800mで行われていました。

1993年に国際G3レースへと昇格され、同時に香港国際カップと名称を改め、1994年には国際G2レースとなりました。1999年には国際G1に昇格し、以降は香港カップとして芝2000mで開催されています。

香港では馬産が行われていないため、海外から輸入した馬を調教して走らせるという特異な形態となっていますが、馬の質は決して低くありません。

地理的に日本から近いこともあり、海外競馬としては比較的日本の調教馬が活躍しやすいことも特徴の一つです。日本馬が初めて香港カップを制したのは1995年で、栄冠に輝いたのは国内G1を勝利したことが無いフジヤマケンザンでした。

以降も1998年のミッドナイトベットや2001年のアグネスデジタル、近年では2015年のエイシンヒカリが勝利を収めています。

駆け抜ける馬たち

海外競馬 クイーンエリザベス2世Cの特徴について

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香港・沙田競馬場で開催されるクイーンエリザベス2世C(芝2000)は海外競馬の中で春の中距離G1の大一番として位置づけされております。

このレースを参戦するメンバーの特徴として、毎年4月後半に開催されますが、3月末に開催されるドバイシーマクラシック(芝2400)を走った海外競馬の芝を得意とする有力馬たちがその次レースとして参戦するケースが多いです。

又、日本競馬にとってもこの時期に国内では中距離チャンピオンに適した大きなレースがなく、このレースをステップに6月後半の宝塚記念に向かうローテーションが最近の主流となっております。

過去にも日本馬ではエイシンプレストン(2002年・2003年)、ルーラーシップ(2012年)が制しており、今年は昨年の宝塚記念・天皇賞(秋)を制したラブリーデイが4月3日に阪神競馬場で開催される産経大阪杯(G2・芝2000)をステップにこのレースに挑戦する予定となっております。


海外競馬 凱旋門・香港カップ・エリザベス・ドバイワールドカップ

ブックメーカーで買える単勝馬券

単勝馬券

単勝馬券は、1着馬を当てる馬券です。 一着の馬を当てる馬券なので、とても単純で簡単です。

その単純さから、世界中の競馬には必ずある馬券の種類で、人気も非常にあります。 2着馬や3着馬の予想をする必要もないので、初心者にも最適な馬券です。

単純で人気の高い馬券ですから、ブックメーカーが用意する競馬のオッズにも、単勝馬券はあります。 ブックメーカーでシングルベットと表示される馬券が、単勝馬券です。

ブックメーカーの競馬に賭けられるページから、シングルベットを選ん

で、買いたい馬にチェックして賭けましょう。 他の馬券とは違い、表示される内容もシンプルなので、戸惑うことはありません。 ブックメーカーには、日本でもお馴染みの複勝などの馬券も買うことができます。

海外の馬について理解できるようになったら、ちょっと複雑な馬券に挑戦するのも良いかもしれません。別の馬券なら、美味しいオッズが見つかって、儲けられることもあります。

ブックメーカーで複勝を買う方法と注意点

複勝の注意点

複勝も初心者に向いています。 7頭以下なら2着まで、8頭以上なら3着までに入ると、馬券が的中します。配当は安いですが、的中しやすい馬券なので、競馬を楽しむことができるでしょう。 海外で開催される競馬にも、複勝はあります。

ブックメーカーではEachWayという種類が複勝で、日本の競馬と同じ感覚で買うことが可能です。 ブックメーカーで海外のレースを買うときは単勝か、EachWayから始めてみましょう。 ただし、EachWayに賭けるときは、注意点もあります。

まず注意しておきたいのは、的中の条件です。レースによって、2着以内や3着以内など的中の条件が変わるので、予想前に確認しましょう。確認方法は、賭けるときのオッズの横に表示されています。また、EachWayは保険的な馬券です。 単勝のWinOnlyと同時でしか、EachWayを買えないこともあります。 ブックメーカーでは、あくまでもWinOnlyが基本という考え方なのです。

前方からくる馬

競馬に賭けるならマッチベットもおすすめ

複勝の注意点

マッチベットは、競馬においてブックメーカーが指定した2頭の馬同士の勝敗を予想するベット方式です。

通常のレース全体を対象としたベットとは異なり、特定の2頭だけに注目するため、シンプルでわかりやすい点が特徴です。

予想する内容は「Aの馬がBの馬より先にゴールするかどうか」といった形式であり、他の馬がレース結果に影響を与えにくいため、勝敗を予測しやすいのが魅力です。

たとえば、出走馬が10頭いるレースであっても、マッチベットではその中の2頭に絞った予想となるため、「全体の結果よりも、この2頭のどちらが上位になるか」という点に集中できます。特に、馬同士の相性や過去の対戦成績を把握することで、より戦略的にベットが楽しめます。

また、この形式は、上位争いだけでなく中位や下位の馬同士が比較対象になる場合もあるため、レース全体を俯瞰する楽しさがあります。競走馬同士のライバル関係が注目されるレースでは、マッチベットはさらに盛り上がりを見せるでしょう。単純な勝ち負けだけでなく、レース中のドラマにも注目すると、観戦の楽しみ方が広がります。


マッチベットは競馬の初心者にもおすすめのベット方法です。通常の単勝や複勝ではレース全体の展開を予測する必要がありますが、マッチベットは特定の馬同士の結果だけを予想すればよいため、より直感的に楽しめます。競馬に詳しくなくても、「どちらの馬が有利か」を見極めるだけなので、比較的気軽に挑戦できます。

特に、競馬初心者はレース全体の戦略や馬場状態、レース距離など複数の要素を把握するのが難しい場合があります。しかし、マッチベットならば「この馬は直近のレースで安定した成績を残している」「このジョッキーは直線での追い込みが得意」といった情報に集中するだけで予測が立てやすくなります。

さらに、マッチベットはオッズもシンプルに設定されていることが多いため、リスクとリターンのバランスを理解しやすいです。難しい戦術を考えることなく、少ない情報でも参加しやすい点は、競馬観戦を気軽に楽しみたい方にとって魅力的です。初めて競馬ベットをする方は、まずマッチベットから試し、徐々にレース全体を見渡せるようになるのも良いアプローチでしょう。


マッチベットで成功するためには、いくつかのポイントを押さえることが重要です。まず注目すべきは、馬同士の過去の成績比較です。同じ条件下でのレースや、芝・ダートの適性などを確認することで、相性の良し悪しを見極められます。

また、天候や馬場状態も結果に影響を与えます。たとえば、雨が降って馬場がぬかるんでいる場合、パワー型の馬が有利になることがあります。一方で、晴天時の硬い馬場ではスピード型の馬が優位になることが多いため、当日のコンディションを見て判断することが大切です。

さらに、レース前の情報としてジョッキーの状態も見逃せません。名手と呼ばれるジョッキーはレース運びにおいて抜群の判断力を発揮し、時には馬の実力以上のパフォーマンスを引き出すことがあります。そのため、馬単体だけでなくジョッキーの実績やレース中の癖も含めて総合的に分析すると、より精度の高い予測が可能になります。

最後に、無理のない資金管理を行うことも重要です。シンプルな形式だからといって高額をベットしすぎると、予期せぬ結果により大きな損失を被るリスクがあります。少額からスタートし、情報収集や戦略の精度が高まるにつれてベット額を調整していくと良いでしょう。

前方からくる馬