JRAの概要と歴史と組織の変遷

馬

概要

JRAは、日本中央競馬会のことで昭和23年の競馬法によって競馬を行う団体として、農林水産大臣の監督を受けて日本国政府が資本金の全額を出資している特殊法人のことです。設立の目的は競馬の健全な発展と馬の改良増殖、またその他の畜産の振興に寄与することであり、世界最大の馬券売上によって得られた収益の一部は国庫に納付されており、その金額は2500億円をこえており、農林水産事業に使われています。

中央競馬は土日と祝日に開催されており、開催回数は年36回となっています。
全国9箇所に競馬場を有しており場外勝馬投票券販売所も沖縄を除いて全国各地の都市に設置されており、また電話やインターネットからの投票も行うことができます。

歴史

JRAが設立される以前から競馬法があり、最初の競馬法は大正12年になります。この法律によって各地で競馬を開催する主催団体である競馬倶楽部が設立されますが、昭和11年には統合されて日本競馬会という全国的な組織になります。

戦後は独占禁止法に抵触するということから日本競馬会は解散して競馬事業は国営化されますが、国が競馬を運営するということが問題視された経緯もあり昭和29年に特殊法人化され現在に至ります。


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