中央競馬ではバブル崩壊の歴史から衰退の道へ
中央競馬としては1990年前後に起こった競馬ブームを境にして、徐々に衰退することになってきます。 1990年代に入ると、日本では不動産を中心としたバブル崩壊が起こった歴史があります。
バブル崩壊後には、従来の終身雇用制度が崩れて、非正規社員が増えていくことになります。 その結果として、競馬ファンでは馬券につぎ込める金額が減っていき、やがては競馬ファンをやめてしまう人も少なくなかったです。 また、2008年にはリーマンショックが起こり、その後も競馬ファンの足が競馬場から遠のくことが起こっています。
さらに近年では東日本大震災の影響が追い打ちをかけることになっています。 被災者の中では競馬どころではない状況が生まれたことから、中央競馬の存続さえ危ぶまれる状況が出ていました。 しかし、開催ができなくなっていた福島競馬場でも、競馬が開催できるまでにこぎ着けることができています。 とはいえ、現時点では依然として中央競馬の衰退は止まっていない環境が続いていると言えます。